テレワークのキーボードは打ち心地で選びたい!

テレワークのキーボードは打ち心地で選びたい!

テレワークでPCを使うとき、いうまでもなくキーボードは必需品。しかし、どんなキーボードでも同じだろうと思うのは早計です。
どんな作業にもキーボードのキーを打つプロセスは必須ですから、キーボードはちゃんと最適なものを選ぶべきなのです。
キーボードの値段や性能はピンキリです。
打ち心地やキーの幅などを考えずにキーボードを購入してしまうと、知らず知らずのうちにタイピングのストレスにもつながります。
今回はテレワークで使うキーボードを探している方のために、選び方やおすすめモデルなどをご紹介していきます。

テレワークでキーボードにこだわる意味

テレワークでは、場所をとらないノートPCを使っている人が多いと思います。
ノートPCは、本体をコンパクトにするために、キーボードも薄いものが搭載されています。こうした薄いキーボードは、じつは長時間のタイピングには向いていないのです。
そのため、外付けのキーボードをつないでいる人も多いですが、自分のタイピング環境を把握し、それに合っていないモデルを適当に購入してしまうと、だんだん指が疲れてしまったり、タイピングミスが発生していらいらしたり、テレワークの作業を非効率なものにしてしまいます。
キーボードを選ぶ基準は次の項目で説明しますが、かなり絞られています。
これらをあらかじめ理解して、製品を選ぶ参考にすれば、適切なキーボードでテレワークの効率を上げることができます。
安価な1,000円や2,000円などの価格帯でも性能の良いものがあります。

テレワークで使うキーボードはキーを押す深さや幅で選びたい

ここからはテレワークで使うキーボードの選び方をご紹介していきます。

  • 有線式か無線式か
  • キーストロークやキーピッチはどうなっているか
  • テンキーやファンクションキーなども搭載されているか

テレワークの効率を上げるキーボードの選び方① 有線式か無線式か

テレワークで使える外付けキーボードには2つのタイプがあります。

  • USBケーブルで接続する有線式
  • レシーバーあるいはBluetoothで接続する無線式

有線式のキーボードは、持ち運びがしにくいというデメリットもありますが、接続が安定しており、通信環境に左右されずタイピングできます。
一方、無線式のキーボードは、通信環境によって接続が途切れる心配があります。しかしケーブルがないので、デスク周りがすっきりして、モバイルワークでの使用にも向いています。

ちなみに、無線式キーボードには、レシーバー式とBluetooth方式の2つの接続方法があります。
「パソコンの端子がいっぱいだからBluetooth式にしよう」というように、自分のパソコンの利用環境に最適な接続方式のキーボードを購入しましょう。

テレワークの効率を上げるキーボードの選び方② キーストロークやキーピッチ

キーボードの打ち心地を左右するのが次の2つです。

  • キーストローク:キーをどれだけ深く押し込めるか
  • キーピッチ:キーの間にどれだけの幅があるか

キーストロークが浅過ぎるキーボードは、キーを押した感じがせず、打ち心地が悪く感じますので、ある程度深いモデルを選ぶのがおすすめです。
ただし、深過ぎるとキーを押しこむたびに力を要することになりますので、指の力が弱い方は、ほどほどのストロークのキーボードを選んだほうがいいでしょう。

次にキーピッチですが、キーとキーの間が近過ぎると、間違って隣のキーを押してしまい、タイピングミスが増える原因にもなります。
今使っているキーボードのピッチが狭いと感じる方は、自分に最適なキーピッチを計測し、それよりも幅が広いキーボードを購入しましょう。

テレワークの効率を上げるキーボードの選び方③ テンキーやファンクションキーなども搭載されているか

キーボードによっては、数値入力に便利なテンキーや、パソコンの機能に直接アクセスできるファンクションキーなどがないものもあります。
デスクスペースがあまり広くない、という場合は、これらが省略されているキーボードを選んだほうがいいですが、入力作業を少しでも効率よくしたいというのであれば、テンキーやファンクションキー付きのキーボードのほうがおすすめです。


テレワークで使えるユニークなキーボード

ここからはテレワークで活躍する、おすすめのキーボード製品を3つご紹介していきます。

  • BUFFALO BSKBU12BK
  • エレコム TK-FDM092STBK
  • ロジクール K380BK

テレワークおすすめキーボード① BUFFALO BSKBU12BK


このキーボードは有線式で、テンキーやファンクションキーも完備しています。
キーストロークが3.5mm、キーピッチは19mmとなっており、打ち心地が良いこともメリットです。
万一、飲み物をこぼしてもすぐ洗い流せるウォッシャブル仕様になっているのがポイント。テレワーク中にコーヒーなどを飲んでリフレッシュする際にも、安心して利用できます。

テレワークおすすめキーボード② エレコム TK-FDM092STBK


このキーボードはレシーバー式の無線キーボードです。テンキー、ファンクションキーともに内蔵されています。
静音設計になっているところがポイントで、タイピングの音が気になる環境でも使いやすくなっています。
また水抜き穴が付いているので、このキーボードも、誤って液体をキーボード上にこぼしても安心です(ただし完全防水ではないので注意してください)。

テレワークおすすめキーボード③ ロジクール K380BK


このキーボードはBluetooth式の無線式です。テンキーは内蔵されていません。本体とキーが丸く加工されており、ポップな印象を受けます。
「Easy-Switch」ボタンが装備されており、押すとペアリングしている機器を簡単に切り替えられるようになっています。
Windowsだけでなく、Mac OSやChrome OS、iOS、Androidに対応しているところもポイントです。各OSの独自キーやショートカットキーなども利用できる優れものです。

テレワークのキーボードは、自分の癖に合ったものを

今回はテレワークで使いやすいキーボードを選ぶ方法と、おすすめのモデルを3つご紹介してきました。
キーボードの打ち方には人によって癖がありますので、価格が安くても、自分に合った良い製品を見つけられれば、それがベストと言えるかもしれません。もちろん、価格が高いキーボードは豊富な性能を要していますので、買って損ということはないでしょう。
接続方式やキーストローク・キーピッチ、そしてテンキー・ファンクションキーの有無などを確認することで自分に合ったキーボードを購入可能です。メーカー品でも数千円出せば簡単に手に入るので、ぜひ一度じっくり選んでみましょう。