自宅でのテレワークでもミーティングは可能です。会議には「Zoom」などのWeb会議ツールを使います。
Web会議は、対面での会議とは異なり、画面越しに相手の発言を聞いたり、こちらの発言を聞いてもらわなければならないため、音声にクリアさが求められます。
双方の声が聞き取りやすくなるヘッドセットやマイク付きイヤホンなどを買うと、スムーズなWeb会議を実現できます。
今回はテレワークで使うヘッドセットやマイク付きイヤホンなどを探している方向けに、選び方やおすすめのモデルを3つ厳選してご紹介していきます。
テレワークでの会議の効率を左右するヘッドセットやマイク付きイヤホン
家電専門店やネットショップなどに行くと、テレワーク中の会議で使えるヘッドセットやマイク付きイヤホンは、迷ってしまうほどさまざまなものがあるでしょう。
ここで海外製のよく分からないモデルを購入してしまうと、
- 音が中途半端に途切れる
- パソコンと上手く無線接続できない
- ノイズを拾ってしまって会話がしにくい
といったデメリットがありますので、気をつけて選びたいところです。
もちろん海外製のヘッドセットやマイク付きイヤホンにも、安くて良いモデルはあります。
大事なことは、値段だけで選ばず、次で紹介するポイントで良いものを見きわめることです。
テレワークで使うヘッドセットやマイク付きイヤホンの選び方
テレワークで使うヘッドセットやマイク付きイヤホンは、次のようなポイントで選ぶといいでしょう。
- Bluetooth接続か有線接続か
- ノイズをカットする機能はあるか
- どのような形状が好きか
テレワークで使うヘッドセットやマイク付きイヤホンの選び方① Bluetooth接続か、有線接続か
ヘッドセットやマイク付きイヤホンには、次の2種類の接続方式があります。
- Bluetoothで無線接続する
- USBやステレオプラグなどで有線接続する
Bluetooth接続のヘッドセットやマイク付きイヤホンは無線なので、ケーブルが絡んで取り回しに困ることや、断線してしまうわずらわしさはありません。
しかしハズレの製品を選んでしまうと、連続使用時間が短いとすぐバッテリー切れになったり、端末との接続がすぐ切れてしまったり、という別なわずらわしさがあります。
有線接続のヘッドセットやマイク付きイヤホンは、直接機器と接続している分、通信も安定していますし、充電する必要もありません。ただし、使い方によっては断線したり、ケーブルが邪魔になって取り回ししにくいのがネックです。
ご自分の環境に合わせて適切な接続タイプを選びましょう。
テレワークで使うヘッドセットやマイク付きイヤホンの選び方② ノイズをカットする機能はあるか
最近のヘッドセットやマイク付きイヤホンには、
- アクティブノイズキャンセリングで周囲の音を打ち消す
- ノイズキャンセリングでマイクに入るノイズを打ち消す
といった機能が搭載されています。
これらの機能を搭載していないヘッドセットやマイク付きイヤホンよりも、音声がクリアになりますのでおすすめです。
ヘッドセットやマイク付きイヤホンについてネットで調べていると、「CVC」という表示をよく見ると思います。
CVSとは、マイクに入るノイズを打ち消す機能のことです。
アクティブノイズキャンセリングとはまた異なる機能なので、混同しないように注意してください。
テレワークで使うヘッドセットやマイク付きイヤホンの選び方③ どのような形状が好きか
最後に、これはちょっと好みが分かれるポイントです。
ヘッドセットやマイク付きイヤホンには、
- オーバーヘッド
- インナーイナー
- カナルタイプ
- 片耳タイプ
というように、いろいろな種類があります。
代表的な「カナルタイプ」は耳栓のように奥までイヤホンを挿しこむので、音が漏れにくく、声も聞き取りやすいのがメリットです。
もうひとつの「インナーイヤー」は、耳の内側に引っかけて使うイヤホンです。圧迫感が少ないのがメリットです。
環境に応じて好きなタイプを選択しましょう。
おすすめのテレワーク用ヘッドセット、マイク付きイヤホン
ここからはテレワークを快適にしてくれる、おすすめのヘッドセット・マイク付きイヤホンを3つご紹介していきます。
- ロジクール ヘッドセット H340r
- エレコム ヘッドセット HS-HP28UBK
- ヤマハ 完全ワイヤレスイヤホン TW-E3A
テレワーク用におすすめのヘッドセット① ロジクール ヘッドセット H340r
こちらはUSBケーブルで接続するヘッドセットです。
ノイズキャンセリング機能も付いており、クリアな音質を保ちながらWeb会議ができます。
マイクの位置も柔軟に調整できるのが便利です。
WindowsだけでなくMacOSやChrome OSなど複数のパソコンOSに対応しているところもポイントです。
テレワーク利用におすすめのヘッドセット② エレコム ヘッドセット HS-HP28UBK
こちらのヘッドセットは、イヤーパッドが大口径になっており、耳を優しく覆う構造になっているので長時間身に付けても疲れにくいのが特徴です。
アジャスター付きなので自分の顔の形に合わせて長さを自由に調整できます。
ノイズを減らしてくれる「ウインドスクリーン（風切り音を軽減してくれるパーツ）」が搭載されていることもポイントです。
ミュートの切替やボリューム調整などを本体のボタンから操作できるので、テレワークにピッタリの製品です。
テレワーク用におすすめのイヤホン③ ヤマハ 完全ワイヤレスイヤホン TW-E3A
こちらは音響メーカーの「ヤマハ」が製造しているイヤホンで、音質が高いことが特長です。
音のバランスを自動で調整して耳への負担を減らしてくれる「リスニングケア」を搭載しています。
「IPX5」の防水規格に対応しており、外を歩く際に装着していても、多少の雨なら心配は要りません。
イヤーピースがサイズ別に合計4セット付いているので、耳のサイズにかかわらずフィットさせやすいこともポイントです。
テレワークの会議にはヘッドセットやイヤホンが必須
今回はテレワークに使えるヘッドセットやマイク付きイヤホンの選び方、そしておすすめ製品を3つご紹介してきました。
テレワーク中にWeb会議などを行うことになったら、自分に合ったヘッドセットやマイク付きイヤホンを用意すれば、会議もスムーズに進められます。
Web会議は通信環境も重要なので、ヘッドセットやマイク付きイヤホンとあわせて、確認しましょう。
