テレワークを実施するなら、PC（パソコン）は最も重要な機器です。
PCでは、基本的なデータ入力から複雑な操作まで、さまざまなことをこなしていくものです。
今回は、テレワークで利用するパソコン選びで迷っている方のために、簡単な選び方やおすすめの製品などをご紹介していきます。
今お持ちのPCにスペック上の不安を感じているなら、本記事の選び方を理解して、購入の参考にしてみてください。
PCの性能はピンキリ！テレワークで使うならじっくり見きわめて
あまりパソコンの知識をもっていない方は、家電量販店で店員さんの言うことを鵜呑みにしてPCを購入してしまいがちです。しかし、知識のない状態で購入すると、値段が高くなりがちで、性能的にも自分に合っているとは限りません。
自分でパソコンを取捨選択できるようになると、無駄な機能が搭載されているPCを購入することがなくなり、値段的にも最適な、無駄のないPCを選ぶことができます。
パソコンは安いの買い物ではありませんから、自分で選べるようになって、納得して購入したいものです。
パソコンのサイズ感や処理性能を踏まえて、テレワークで使うPCを選ぶには
ここからはテレワークに最適なPCの選び方を解説していきます。
- 重量や大きさはどれくらいか
- CPUやメモリの量は十分か
- 画面の大きさや画素数はどれくらいか
パソコンの重量や大きさは大事
PCには、重いモデルも軽いモデルもあります。サイズ感もさまざまですから、初心者だとあれこれ悩んでしまいますよね。
「在宅勤務が中心だけど、パソコンを操作する機会が少ない」という場合は、重いモデルやサイズの大きいモデルでも構いません。しかし、「外出頻度も高く、外でパソコンを使う可能性も高い」という場合は、軽くてサイズの小さいモデルを選んだほうが何かと便利です。
テレワーク環境に応じて最適な重量とサイズのモデルを選んでみましょう。
PCのCPUやメモリの量もチェック
パソコンにおいては
- データ処理を担当するCPU
- CPUのデータを保存してCPUの処理をサポートするメモリ
の両者のバランスがとれていることが重要になります。
値段の安いモデルだと、CPUの処理性能が低く、メモリの搭載量も少ないです。
文字を入力するだけというような場合は安いモデルでも構いませんが、「画像や動画編集なども行う」という場合は、それでは不十分です。
たとえば動画編集用のソフトウェアをPCにインストールするなら、「Core」と呼ばれるシリーズの「i7」以上のCPUと、8GB以上といったメモリのある環境が必要です。
CoreというCPUは「Intel」の製品ですが、近年では「AMD」といったメーカーのCPUを搭載したPCもあります。「ベンチマーク」と呼ばれる処理性能比較サイトを確認して、モデルごとにどの程度の処理速度が出るのかを確認しましょう。
パソコンの画面の大きさや画素数は？
快適に作業するためには、PCに接続する画面の大きさや画素数（PX数）なども考える必要があります。
「広々とした画面で、ソフトウェアのウインドウをいくつも開いて作業したい」という方なら、画面が大きいディスプレイであるほど作業しやすくなります。
「サブディスプレイ」で画面を拡大することもできますが、物理的に画面が大きいディスプレイがあれば、とサブディスプレイの必要はないでしょう。
「画像の細かい部分まできれいに確認する作業を行う」という方は、画素数が大きいモデルを購入すると便利です。
画素数は、「フルHD（1920×1080）」以上あるモデルを選ぶと、鮮明に画像や動画を映せます。ただし画素数が大きくても、上述したディスプレイのサイズが小さ過ぎると確認が面倒になるので、注意してください。
持ち運びも安心！おすすめのPCモデル3選
ここからはテレワークにおすすめのPCを3つご紹介していきましょう。
- パナソニック Let’s note CF-QV8NDGQR
- マウスコンピューター MB-JC08SHWPPZI
- VAIO S15 VJS15390111B
テレワークにおすすめパソコン① パナソニック Let”s note CF-QV8NDGQR
「Let”s note」シリーズは、持ち運びを想定した堅牢性の高さが特徴です。
多少の高さから落とした程度では壊れない高いような耐久性があるので、安心して持ち運べます。
スペックも高めで、「Core i5」CPUを搭載、メモリも8GB搭載なので、重い処理もサクサクこなせるところがポイントです。
キーボードは回転式になっており、畳んで使うと本体がタブレットタイプになるというところもメリットでしょう。
テレワークにおすすめパソコン② マウスコンピューター MB-JC08SHWPPZ
「マウスコンピューター」の製品は、コストパフォーマンスの高さで有名です。
本製品は15.6型、フルHDのディスプレイを搭載しており、快適な作業が可能です。CPUは「Celeron」という低価格モデルなので、重い処理には向いていませんが、Excelでの計算や単純なデータ入力などはサクサクこなせるでしょう。
USBやHDMIなどの各端子も省かれずに搭載されているので、テレワークで外部機器を接続する場面が多い方にもおすすめです。
テレワークにおすすめパソコン③ LG gram 14Z90N-VR32J
本体は999gと1kgなので、楽々と持ち運べます。「MILスペック」という米軍で使う機器の耐久試験に準拠した作りになっており、耐久性も高いです。
CPUは「Core i3」、メモリは8GBでそれなりに重い処理も楽にこなせます。
「Thunderbolt3」という高速充電規格の端子を搭載しているので、対応機器と組み合わせれば短時間で充電を済ませられます。
最適なPC（パソコン）を選んでテレワークに臨もう
今回はテレワークで使うPCの選び方やおすすめモデルをご紹介してきました。
テレワークで使うパソコンは、重量やサイズ、また処理性能やディスプレイ性能などを考慮して選びましょう。重い処理をよく行う方は、多少高額になっても、安心して使える高性能なモデルを選択することをお勧めします。
